FUJIFILM X-S10 5ヶ月使用レビュー
まず初めに今回のレビューはタイトルの通り5か月間使用してのレビューになります。
あくまでも自分の意見ですので、拝見していただいている方の意見と違うことも多々あると思います。
それを踏まえて読んでいいただけると嬉しいです。
1月に購入したFUJIFILM X-S10
今回は5ヶ月使用して思うことが色々ありましたので、ポジティブなことネガティブなことを分けて紹介したいと思います。
初めに
レビューに入る前にここ最近のカメラ購入歴を少し・・・。
EOS 6D→EOS M6 MARK2→X-S10
EOS6D以前は書くと色々買い替えていてキリがないので6Dから💦
パーク(USJ)でのキャラクターや演者さんの撮影をメインに撮影していたので一時期からCANON EOSを使っていました。初めに紹介したM6 MARK2は被写体をバイクに移し始めた時に購入したもので、画素数と連射数で選びました。
被写体をバイクに移してもパーク(USJ)での撮影も捨てたくなかったので両立できる機種で軽いもの
そこからは現在のコロナ過になってパークへ行くことがなくなったので、評価の高かったX-S10へ買い替えたって感じです。
買って良かったと思う事
- EVF一体型
- バリアングル液晶
- 親指AF
- 小型で軽い!
- 購入したレンズ(XF35mm F2 R WR)がすごく使いやすい!
【EVF一体型】
ひとつ前のM6 Mark2は標準でEVFが付いていなくて別売りのEVFを取り付けて使っていました。
別にそれはそれでよかったんですけど、ホットシューに取り付けるタイプだったんで、EVFを取り付けるとマイクを取り付けることが出来なくなって機能が制限されているようで嫌でした。こちらのX-S10はご覧のようにEVF一体型なので使いやすかったです。
ただし、EVFの見やすさはM6 Mark2で使ったものの方が見やすかったです。
【バリアングル液晶】
まず6Dは背面液晶を動かすことが出来ません💦 M6 Mark2はチルト液晶でした。動画撮影する時にチルト液晶だと正面から見た時に確認ができないので使いづらかったです。もちろん写真撮影だけならポジションがずれないのでチルトの方が撮影しやすかったんですが、動画撮影だけを考えるとちょっと・・・な感じでした。
X-S10のバリアングル液晶は液晶部分を動かしやすくて使いやすかったです。液晶の見やすさや解像度は本体の価格並み
※3.0型 3:2アスペクト バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター 約104万ドット
タッチパネルの反応も良くAF操作も楽でした。
【親指AF】
中級機種以上だとAFONボタンが背面に付いてるのは当たり前なんですけど
メーカーや安い機種だと付いていなかったりして、ボタンカスタマイズで無理くり親指AFを使おうとしたりするんですけど、X-S10はこの価格なのに初めからAFONボタンが付いています。この当たりがFUJIFILMらしいというか、撮影に必要なものだと認識されてるのがさすがという感じです。
ちなみに6DもM6Mark2もAFONボタンは背面に配置されています。
【小型で軽い】
APS-Cのミラーレスだから軽くて当たり前なんですけど、一眼レフに戻らないのはこの軽さなんですよね♪
バイクに乗って出かける時ってカメラはカバンに入れて移動することになるんですけど、リアBOXを設置しているのでそこまで苦痛を感じることはないんですけど、それでも目的地に付いて移動する時にカメラが重かったら、それだけでストレス感じるし、次から持ち出すのが億劫になったりします💦
X-S10は約465g(バッテリー、 SDメモリーカード含む)/約415g(バッテリー、 SDメモリーカード含まず)
ちなみにM6 Mark2は408gでこちらの方が軽いんですけどEVFなしですからね💦
【購入したレンズ(XF35mm F2 R WR)がすごく使いやすい!】
小型で軽いの続きになることなんですけど、このレンズ小さくて軽いので持ち運びがすごく楽です。
動画撮影の時も写真撮影の時もAF動作音も静かで優秀です。
他メーカーからの移行なのでISO感度変更がレンズ側で出来るのは感動でした。
直感的に変更できるし操作した時のクリック感が気持ちいい!!行きすぎたり誤操作することもなく使えました♪
レンズの描写ですが個人的にはこれくらいでちょうどいいくらいです。f1.4くらい欲しかったんですが、映りが良くなってもAFが遅かったり、動作音が煩かったりするならf2で十分です。
色の乗りは好みでほんと良いレンズだと感じました。ただし、人物を撮影していないので風景やバイクばかりの状況です。ポートレートだとどうなんでしょうね♪ネットでは評価高いんですけどね
買って少し残念だったこと
- 操作性の悪さ・メニューの使いにくさ
- 手振れ補正の弱さ
- ノイズの多さ
【操作性の悪さ・メニューの使いにくさ】
自分的にはここが決定的でした。AFポイントをスティックで移動して、そのあとすぐに中央に戻そうとする時にスティックを押し込むと中央に戻ると思っていたのが戻らないし、バックボタンを押せば中央に戻ると思ったら設定画面が出るし・・・。
すごく使いづらい💦 結局どうしたらいいかわからず手動で戻していました。何か方法があるのかもしれませんが自分にはわかりませんでした。
あとはCANON機に比べてメニューが設定しにくかったです。これはCANONからFUJIFILMに移ってきたからしょうがないんですけどね💦 慣れれば良かったんですけど自分は無理でした😅
【手振れ補正の弱さ】
センサーシフト方式5軸補正
これに惹かれて購入したところはあったんですけど、期待しすぎた感じでした💦
正直なところ、これなら手振れ補正なしでレンズ側に補正機構が付いていたCANON機の方が
手振れ補正効いていたと思います。5軸補正に期待していたのは室内など暗いところでサクッと撮影できると期待していたんですけど、そんな事はなく普通にぶれていましたw そこに期待しなければしっかり構えて撮影するのでそれ以降は困りませんでしたけど・・・それなら買い換えた意味は?って思いまして・・・ww
【ノイズの多さ】
これは感じ方が人それぞれだと思います。
でも自分はけっこう辛かったです。
6Dと比べるのはおかしいので比べませんけど、M6 Mark2と比べても多く感じました。
3230万画素と2610万画素を比べて2610万画素の方がノイズが多く感じるのはカメラのソフトウェア側のせいなのかな?
解像感も低いしノイズも多いし・・・これがFUJIの良さなのかもしれませんけど、自分には合いませんでした💦
というわけで良いところも悪い(?)ところ・・・いや、少し残念だったところもあったX-S10だったんですけど
自分的にはこの操作性にいくら頑張っても慣れません💦 小型で持ち運びやすい機種で良かったんですけど、個人的にはこの大きさと機能でCANONから発売してくれていたら長年使い続けていたかもしれません・・・。
まぁそういう気持ちですので、そろそろ手放したいと思います😅
次は何買うかある程度決めていますが、軽さは求めたいと思いますので高機能で高価格な機種は買いません💦
また買い換えたらレビューしたいと思います。