GoPro HERO10 Black 2ヶ月使用レビュー

この記事は約 9 分で読めます

お気づきの方も多いと思いますが、トリシティに乗り換えたのを機にモトブログで使っているカメラをHERO8からHERO10へ買い換えました。

今回は、約2ヶ月間モトブログ撮影で使用してきて、そこで感じたことを書いてみようと思います。

外観について

HERO8からHERO9になった時にボディサイズが大きくなり、フロントにも液晶画面が付いたデザインになりました。VLOG撮影をされている方にとっては、撮影アングルが確認できて評価が高いようですね。
モトブログ撮影ではどうかというと、けっこう役に立っています♪

どういうことかというと、GoProって撮影時に突然フリーズしたり、電源が切れることがあります。(HERO10になって症状が出ることは少なくなりましたが)
そういう症状が出た時にすぐに気づいて再起動などして復旧すれば、撮影ロスは少なくて済みます。しかし、気づかず録画しているつもりでいれば、ほとんど録画出来ていなかった・・・なんてこともあります💦

自分の場合、フロントモニターはアングル確認用というよりも動作確認用として使っています。

その他の外観についてはHERO8よりも質感が上がっています。でもHERO8と比べて重くなっています。
モトブログの場合、あごマウントでマウントすることが多いので、この重さでも慣れていない方は辛いとは思います。以前からあごマウントでモトブログを撮影している方ならHERO10の重さでも耐えられると思いますので、重さで躊躇されている方は思い切って購入してみても良いと思いますよ。

操作について

HERO5からGoProを使っています。
その視点から言うと、かなりレスポンスが良くなっています。劇的に変わってきたのはHERO8からで、HERO7の時に抱えていたレスポンスの悪さも改善され、かなり使いやすくなっていました。それがHERO10になるともっと良くなって液晶メニューはサクサク動くようになっています。
撮影ボタンや電源ボタンは少しは改善していますが、相変わらずの感触で使いにくいです💦

でも音声操作がかなり良くなっているので、モトブログなど運転しながら使うような場合は音声操作の方が便利だと思います。

取り込みについて

HERO8までの所有機種は、付属のUSBケーブルとPCを接続すれば自動で「GoPro Quik」が起動してPCへの取り込みがされていたんですが、HERO10ではそれが出来ない💦 何か設定があるのかわかりませんが、とりあえず購入した時の状態では無理でした。

microSDカードを取り外し、アダプタを介してPCへ取り込んでいます。ちなみにこの時は「GoPro Quik」が自動で起動して読み込んでくれます…。
このあたりが改善してくれると使いやすくなるんですけどね💦

画質や手振れ補正について

HERO5からHERO7,8と買い換えてきた時は、画質だけで言えばそんなに向上している実感はなかったのですが、HERO8からHERO10へ買い替えた今回はかなり実感できます。解像感も高くなったし、発色も今まで以上に良くなったので、かなり自分好みです♪

さて、手振れ補正なんですが・・・・これすごいですよ。
HERO8でも十分な手振れ補正の効きだったんですが、今回はそれ以上です。レベルが違いすぎます。
今までなら左右に首を振ると揺れなどで見ていて気持ち悪くなる事もあったんですが、HERO10ではそんな事もなく、めちゃめちゃ効いています✨

以前公開したこちらの動画を見てください。

バイクに乗っているシーンもそうなんですが、船に乗っているシーンを見れば手振れ補正の効きの凄さがわかりやすいと思います。ちなみに船での撮影は「リニア+水平維持」を使用しました。HERO8にはなかった水平維持はこういう揺れるところでの撮影にはもってこいで、ビタッ!と水平をキープしてくれます。ですので、多少荒くカメラを取り扱ってもビックリするくらいイイ感じに撮れていました✨✨

この手振れ補正だけでもHERO10を買う理由になります👍✨✨

メディアモジュラーについて

HERO8から発売されたメディアモジュラー

HERO8から変わらないのは細かな傷が付きやすいところ💦
気にしていてもしょうがないので割り切って使っています。

HERO8のメディアモジュラーから変わったのはフォームマイクカバーが付いたこと
風切り音を自然に防止してくれます。
ただし、これを付けてメディアモジュラーのマイクを使ってモトブログを撮影すれば、風切り音は盛大に入るのでご注意ください。あくまでも通常の環境で屋外での撮影時に助かるパーツです。

その他、マイク端子やUSB端子が裏面にあるんですが、それぞれにゴムの蓋が付いているので突然の雨などから水が入らないよう防いでくれると思います。
端子にゴミが入らないという防御もあるんでしょうね♪

モトブログで撮影する時に音声別撮りで撮りたい時は、メディアモジュラーは必要ないのでそういう使い方をされる場合は購入する必要はないと思います。
あるのと無いのとでは重さが違うので、ヘルメット周りを少しでも軽くしたい方は音声別撮りをお勧めします。
映像も音声もひとまとめにして、編集を少しでも楽にされたい方はメディアモジュラーの購入をお勧めします。
※ちなみにはっきり比べたわけではないですが、HERO8で使っていた時のメディアモジュラーよりもHERO10で使っているメディアモジュラーの方が、音声が綺麗に撮れていると感じます。

このメディアモジュラーですが、HERO8時代はそこそこエラーが出ることが合って、少し癖のあるパーツだったんですが、このHERO10対応の製品はそんな事もなく今現在使えています。

おススメできる?

さて、最後にGoPro HERO10はおススメできるかを書いて終わりたいと思います。

ズバリ言います。

条件付きでおススメ出来ます!

どういうことかというと、HERO9からの乗り換えなら次の11まで待つのが無難だと思います。
HERO7やHERO8からの買い替えだと幸せになれます😆👍✨✨

動作も安定しているし、今まで以上に解像度も高くてパリッとした映像が撮影できます。あと強力な手振れ補正があるので環境の悪い所でも酔わない動画撮影ができる。この辺はいざ撮影するとわかってもらえると思います。

モトブログでの撮影でもおススメ出来ます♪
HERO7やHERO8でもヘルメットマウントならあまり困ることない手振れ補正機能ですが、終始そうかと言われれば難しいところ・・・。
所々盛大に揺れるところがあったりしました💦

それ以前にそれまでのモデルは動作が不安定すぎます💦
フリーズするのが当たり前だし、熱暴走も夏になれば頻繁にしてしまいます。いわゆる長回しという事が苦手なので使いづらかったです。
ちなみに撮影解像度はこれまでも2.7Kで撮影しています。HERO10になってからバッテリー切れ以外で撮影が止まったことがないので、それだけでも安定度が高まっているのがわかりますよね♪

自分の場合、モトブログは思い出の記録として撮影していることが多いです。
ですので、画質には少しでも気にしたいし、音声も出来るだけクリアにできるよう試行錯誤しています。HERO10になってからその辺の苦労はかなり軽減されました。

自分と同じようにモトブログで使いと思う方は、HERO10を買ってみても良いと思いますよ。
秋ごろまでにはHERO11が発売されると思いますが、発売して少し経ったころが一番お得に買えるので今がおススメです。

page top